アメリカ人の朝食はどんな感じ?日本とはやっぱり違うモーニング文化について詳しく解説!!

食生活

アメリカの朝食では何が食べられるか知っていますか?
アメリカ旅行、留学、ワークングホリデーなどを考えている人、アメリカの朝食ってどんな感じだろーと思っている人向けに本場アメリカでどんなモーニングが食べられているか紹介します。

1.アメリカの朝食 ~主食~

まずはアメリカのモーニングの主食をいくつか紹介します。

  • シリアル: アメリカでは朝食用シリアルは一般的で、ミルクやヨーグルトと一緒に食べることが多いです。
     
    サクサクとした食感が特徴で、甘さ控えめのものから甘いものまで様々な種類があるコーンフレーク、トッピングとしては、シナモン、果物、ナッツなどがよく使われるオーツ麦を使った朝食シリアルのオートミール、オーツ麦、ナッツ、種子、ドライフルーツなどが混ぜられたクラスター状のシリアルのグラノーラ、甘いシリアルで、小麦、米、またはコーンをベースにしたものにシュガーコーティングされているシュガーフロスト、麦ブランを主成分とするシリアルで、高い食物繊維含有量が特徴のブランフレークスなどがあります。
     
  • トースト: アメリカの朝食のトーストは、一般的にパンを焼いてカリカリにしたもので、さまざまなトッピングで食べられます。
     
    焼いたパンにバターを塗ったシンプルな朝食のバタートースト、バタートーストの上にジャムやマーマレードを塗ったジャムトースト、目玉焼きやスクランブルエッグをトーストしたパンの上にのせたエッグトースト、卵や牛乳、シナモンなどを混ぜた液にパンを浸して焼いたフレンチトースト、トーストしたパンに穴を開けて目玉焼きを落とし込んで焼いたペンギン・イン・ブランケットなど様々な食べ方があります。
    また、ホワイトブレッドや全粒粉パンなどのトーストは、ジャムやバターと一緒に食べられることがあります。
     
  • パンケーキとワッフル: アメリカの朝食におけるパンケーキは、非常に人気のある料理であり、柔らかくてふわふわの食感を楽しみたい人にもってこいです。
     
    パンケーキのトッピングとしては定番のメープルシロップバターイチゴブルーベリーバナナを生地に練りこむ食べ方、チョコレートチップくるみアーモンドグラノーラを加えていつもと違った食感や風味を楽しむ食べ方など様々です。
     

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2.アメリカの朝食 ~おかず~

アメリカの朝食では主食だけでなく、おかずとして卵やベーコンも一緒に食べられることが一般的です。

  • エッグ: アメリカの朝食における卵料理は非常に人気があり、さまざまな形で提供されます。
     
    卵を割りほぐしてフライパンで軽く炒めたスクランブルエッグや日本でもよく食べられる生卵をフライパンで焼いて黄身を中心にして仕上げた目玉焼きから卵を割りほぐしてフライパンで焼き、ハムやベーコン、チーズ、野菜などの具材を詰めたり巻いたりして作られるオムレツ、ポーチドエッグをトーストした英国式マフィンやクロワッサンにのせ、ホランデーズソースをかけた料理のベネディクトエッグ、やわらかいゆで卵をトーストの上に乗せ、ソースやハムと一緒に食べるポーチドエッグなどがあります。
     
  • ベーコンとソーセージ: ベーコンやソーセージは、パンケーキやエッグと一緒によく食べられます。
     
  • ハッシュブラウンズ: ハッシュドポテトともいいます。じゃがいもをすりおろし、フライパンで焼いたもので、クリスピーな食感が特徴です。バリエーションとしてはチェダーやモンテレージャックなどのチーズを加えて焼き、チーズが溶けてトロッとした仕上がりにするチーズハッシュブラウン、さつまいもやヤムなどの甘味を持つさまざまな種類のサツマイモを使用して作るスイートポテトハッシュなどがあります。
    ハッシュドポテトは朝食の付け合わせや単体の料理として幅広く愛されており、アメリカのダイナーなどの朝食レストランでよく提供されます。
     

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3.アメリカの朝食 ~サイドディッシュ~

朝食のサイドディッシュはメインの主食とまとめられて食べられることが一般的ですが、各家庭や地域でアレンジして食べられることもあります。

  • フルーツ: オレンジは朝食の定番であり、新鮮なオレンジジュースやオレンジのスライスが提供されることが一般的です。ビタミンCが豊富であり、朝の活力を与える助けになります。バナナは手軽で栄養価が高く、朝食に最適なフルーツの一つです。単体で食べたり、シリアルやヨーグルトにトッピングしたりして食べられます。ブルーベリーは抗酸化物質が豊富であり、朝食においてパンケーキやヨーグルトにトッピングするのに人気があります。また、シリアルやオートミールに混ぜても美味しいです。グレープフルーツはさっぱりとした酸味が特徴であり、ダイエット中の人々に人気があります。半分に切ってスプーンで食べるか、ジュースとして飲むことが一般的です。
  • ヨーグルト: アメリカの朝食におけるヨーグルトは、軽食や健康的な選択肢として人気があります。
     
    添加された砂糖や風味料がないシンプルなプレーンヨーグルトや最初からフルーツやベリー、チョコレートなどの風味が付けられているフレーバーヨーグルト、通常のヨーグルトよりも濃厚でクリーミーなテクスチャーが特徴でタンパク質が豊富であり、健康志向の人々に人気があるギリシャヨーグルト、ギリシャヨーグルトよりもさらに濃厚でクリーミーなテクスチャーが特徴でプロテインが豊富なスカイヨーグルトなどがあります。
  • グリッツ: 主にアメリカの南部地域で人気のある朝食で、とうもろこしの粉から作られた粥のような料理です。グリッツは、とうもろこしを主要な材料とした独特の食品であり、アメリカの南部地域のカントリー料理の一部として根付いています。そのクリーミーで満足感のある食感と、様々な風味を楽しむことができます。

4.アメリカの朝食 ~飲み物~

  • コーヒー: アメリカでは、多くの人が朝食にコーヒーを飲みます。
     
    砂糖やミルクなどの添加物が入っていないシンプルなブラックコーヒーやコーヒーにスチームミルクと泡立てたミルクを加えたカプチーノ、高圧力で抽出された濃厚なコーヒーであるエスプレッソ、エスプレッソにチョコレートシロップとミルクを加えたモカなどが好まれて飲まれています。
    忙しい朝には目が覚めるようにエスプレッソを飲んだりすることも一般的です。
     
  • オレンジジュース: 朝食にはフレッシュなオレンジジュースもよく飲まれます。
     
  • ティー: アメリカでは、朝食時にコーヒーが主流ですが、紅茶も人気があります。特にイギリス風の朝食やブランチの際に、紅茶を楽しむことがよくあります。紅茶は、様々な種類や風味があり、個々の好みや習慣に合わせて楽しむことができます。

まとめ

今回紹介したように、アメリカの朝食は日本と同じように主食・おかず・デザート・飲み物のような形が一般的です。

しかし、これらは一般的なアメリカの朝食の要素であり、個々の好みや食文化によって多様性があります。また、外食の場合や忙しい朝には、ファーストフードチェーン店でサンドイッチやベーカリーアイテムを購入することも一般的です。

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